プラダを着た悪魔たち
私には娘が3人いる。しかし、女房は1人しかいない。もちろん皆な女性であり、女性というのはオシャレにうるさい。わが家の女性4人は、それぞれ「プラダを着た悪魔」を自認している。(この映画、知ってますよね。知らないと話が通じない)
オシャレをするのは結構なことです。ど~ぞ、いっぱいオシャレしてください。でもね、頼むから私にかまうのは止めてくれっ!
女房 「なに、そのシャツ? 変だから着ないでよ」
私 「そう? こんなもんじゃないの......」
娘A 「ダメだって、そんなダサイの着ちゃ~。カッコ悪い」
娘B 「シャツ、外へ出しなよ」
私 「じゃあ、ついでにヘソも出そうか?」
娘C 「それは出さなくて、いいのっ!」
私は、楽な格好なら特にオシャレにはこだわらない。仕事のスーツは「学生服」の延長だと思っている。高校生が朝起きて、「さて、今日はどの学生服にしようか」などと思案しないように、私も自動的にスーツを着て出かけるだけだ。ただ、着たきりスズメでは困るから、必要に迫られて複数のスーツがあるだけのこと。
休日用にはジーパン、チノパン、ポロシャツ、セーターがあれば十分。夏は半ズボン一本とTシャツ3枚があれば乗り切れる。
靴は、黒と茶と各一足ずつしかない。本当は、死んだ吉行淳之介のように黒の靴が一足だけで、靴屋で新しいのを買ったら今までのは店で処分してもらう。そういうダンディさが好きなのだが、服の関係もあるので二足用意している。
ところが、家の玄関を見よ! ブーツが何足あるんだ!
ここはミスターミニッツか? 居酒屋の玄関口じゃないぞ! まだクリスマスにゃ早いぞ!
押入れを開けてみよ! 衣装ケースがいくつある!
お前たちは体がいくつあるんだ! これ全部着るのか!
私の服のためには、一番ボロのケースが2つあるだけ。それで十分に間に合ってしまうのだから、ちょっと哀しい。娘が幼い頃、そのケースに貼ったシールがいまも半分剥がれかけて残っている。おまけに押入れの上の方の荷物を取るときには、女房が私のケースを踏み台代わりにする。少しでも空間があれば、タオルケットとかまで容れようとする。困ったもんだ。
それほど衣装欠乏症の私なのに、悪魔たちはまだ捨てようとする。
女房 「こないだのダサいシャツ捨てたからね」
私 「......着るものがない」
翌日、家に帰ると一枚のシャツがあった。ユニクロのタグが見えている。休日、私は「ユニクロを着た天使」となって、悪魔たちの買い物に連れまわされた。
オシャレをするのは結構なことです。ど~ぞ、いっぱいオシャレしてください。でもね、頼むから私にかまうのは止めてくれっ!
女房 「なに、そのシャツ? 変だから着ないでよ」
私 「そう? こんなもんじゃないの......」
娘A 「ダメだって、そんなダサイの着ちゃ~。カッコ悪い」
娘B 「シャツ、外へ出しなよ」
私 「じゃあ、ついでにヘソも出そうか?」
娘C 「それは出さなくて、いいのっ!」
私は、楽な格好なら特にオシャレにはこだわらない。仕事のスーツは「学生服」の延長だと思っている。高校生が朝起きて、「さて、今日はどの学生服にしようか」などと思案しないように、私も自動的にスーツを着て出かけるだけだ。ただ、着たきりスズメでは困るから、必要に迫られて複数のスーツがあるだけのこと。
休日用にはジーパン、チノパン、ポロシャツ、セーターがあれば十分。夏は半ズボン一本とTシャツ3枚があれば乗り切れる。
靴は、黒と茶と各一足ずつしかない。本当は、死んだ吉行淳之介のように黒の靴が一足だけで、靴屋で新しいのを買ったら今までのは店で処分してもらう。そういうダンディさが好きなのだが、服の関係もあるので二足用意している。
ところが、家の玄関を見よ! ブーツが何足あるんだ!
ここはミスターミニッツか? 居酒屋の玄関口じゃないぞ! まだクリスマスにゃ早いぞ!
押入れを開けてみよ! 衣装ケースがいくつある!
お前たちは体がいくつあるんだ! これ全部着るのか!
私の服のためには、一番ボロのケースが2つあるだけ。それで十分に間に合ってしまうのだから、ちょっと哀しい。娘が幼い頃、そのケースに貼ったシールがいまも半分剥がれかけて残っている。おまけに押入れの上の方の荷物を取るときには、女房が私のケースを踏み台代わりにする。少しでも空間があれば、タオルケットとかまで容れようとする。困ったもんだ。
それほど衣装欠乏症の私なのに、悪魔たちはまだ捨てようとする。
女房 「こないだのダサいシャツ捨てたからね」
私 「......着るものがない」
翌日、家に帰ると一枚のシャツがあった。ユニクロのタグが見えている。休日、私は「ユニクロを着た天使」となって、悪魔たちの買い物に連れまわされた。
関連記事
- プラダを着た悪魔たち
- 私には娘が3人いる。しかし、女房は1人しかいない。もちろん皆な女性であり、女性と...
- 美しくなれる魔法の言葉
- イネス・リグロンという女性を知っているだろうか。ミス・ユニバース・ジャパンのナシ...